天国よいとこ一度はおいで☆鹿児島箱もの巡り [2009年04月22日(水)]
私は箱ものが好きである。箱ものというのはいわゆる「箱もの行政」と言われるところの箱ものである。つまり公共の目的で設置された施設や設備をいう。原資は税金であろうか。そのほとんどが採算が取れず赤字を垂れ流しているため評判は悪いのだが、逆に考えたら安い入場料で豪華な建物や設備を贅沢に使うことが出来るわけである。費用対効果は抜群であり、こういうのを放っておくなんてもったいない。
鹿児島にもたくさん箱ものがある。私はあちこち行ってはその幸せに浸っている。もっとみんな大挙して行くべきだとも思うが、誰も居ないその空間をもっと楽しみたいとも思うのである。
「鹿児島市立ふるさと考古歴史館」
谷山、慈眼寺近くにある。昔は確か営林署かどこかの敷地だったような気がするが、その広い敷地の景色、佇まいは市内としては抜群である。この歴史館に入らなくても野外を散策するだけでもすごく爽快である。休日には子供連れやカップルがピクニックを楽しんだりしているようだ。
趣旨としては鹿児島市の「人々の暮らしの歴史」と「町の発展の歴史」を、埋蔵文化財を通じて紹介するということである。「出土品の展示に加え、最新の各種映像・音響機器やソフトを駆使し、参加体験型の展示を行っています」とある。入り口にはイギリスの考古学者の(ややキモイ)人形がおいてあり、考古学の魅力を語ってくれる。
中にはいると古代鹿児島の巨大ジオラマ(すごいよ、国内最大級の模型らしい)、「もしあなたが縄文人だったらこんな顔」機、発掘品の展示、鹿児島の地層、鹿児島城下町巡り、あと、ビデオライブラリーや屋外体験ゾーンなどなど、一日じゃとても見切らない。まあ、どれだけの市民がこんなのに興味があるのかともふと疑問に思ったりするが、そんなこと気にするより楽しむことである。私たちが行った日は他に2グループ居ただけで、空調の効いた中、設備使い放題で心地よいひとときを過ごせたのであった。ここは、いい。景色も施設も。とても贅沢な気分になれた日でありました。
「鹿児島維新ふるさと館」
加治屋町、甲突き川沿いにある。場所が便利なせいか結構来館客は多い。最近リニューアルして、武家屋敷みたいなの増設したりしたため余計多いのかもしれない(駐車場小さくていつも満員)。
名前は上記ふるさと考古館と似ているが、維新がつくので解るように、幕末の鹿児島、維新の英傑の紹介であります。
私が面白かったのは、西郷さんを身近に知っている、義妹の女性がかなり老齢になったとき当時の市長?が西郷さんの人となりを聞いている記録である。二人とも(とくにおばあちゃんは)すんごい鹿児島弁で、昔、小さいころに聞いたもう亡くなった人々の口調を思い出したりして懐かしかった。西郷さんの人となりも興味深かったが。
あと定番の西郷大久保の服を着てみるコーナー、郷中教育や維新体感ホール(って意味解らないでしょうが行ってみて下さい)などなど。建設費30億円らしいが、こんな安い入場料(大人300円)で入れて頂いて有り難い話である。
「鹿児島県上野原縄文の森展示館」
言わずと知れた霧島市「上野原遺跡」である。コンセプトは「よみがえる縄文文化」。そのままであるが。
ただここの施設、上記のふるさと考古館と重なっているのがいくつかある。「もしあなたが縄文人だったらこんな顔」機とか、脱力系の、縄文人の服を着て記念写真、とか。ま、似たような趣旨の施設だからね。じゃあどちらかひとつで好さそうだが、ここは遺跡があるから仕方がない。もしかしたらふるさと考古館を作ったあとこの遺跡が発見されたのかな?知らないけど。
施設の展示は縄文シアター(テーマパークみたいな凝ったアニメやってる)、発掘品の展示、ジオラマ(ちょっと小振り)、などである。鹿児島市内から遠くてロケーションがあまり好くないからそう来館客は多くはないが、結構観光客が来ている(ときもある)。
また背後のだだっ広い敷地(遺跡)に古代集落が復元され点在して、全部歩くとかなりの運動になる。私たちが行ったのは夏の昼下がりで、遠くに蝉の声が聞こえる中、やや歩き疲れて見上げた巨大な雲の隙間から縄文と同じ太陽の陽射しが、我々を確かに射すくめたのでありました。
いいな、人生のこんな瞬間。
鹿児島にもたくさん箱ものがある。私はあちこち行ってはその幸せに浸っている。もっとみんな大挙して行くべきだとも思うが、誰も居ないその空間をもっと楽しみたいとも思うのである。
「鹿児島市立ふるさと考古歴史館」谷山、慈眼寺近くにある。昔は確か営林署かどこかの敷地だったような気がするが、その広い敷地の景色、佇まいは市内としては抜群である。この歴史館に入らなくても野外を散策するだけでもすごく爽快である。休日には子供連れやカップルがピクニックを楽しんだりしているようだ。

趣旨としては鹿児島市の「人々の暮らしの歴史」と「町の発展の歴史」を、埋蔵文化財を通じて紹介するということである。「出土品の展示に加え、最新の各種映像・音響機器やソフトを駆使し、参加体験型の展示を行っています」とある。入り口にはイギリスの考古学者の(ややキモイ)人形がおいてあり、考古学の魅力を語ってくれる。
中にはいると古代鹿児島の巨大ジオラマ(すごいよ、国内最大級の模型らしい)、「もしあなたが縄文人だったらこんな顔」機、発掘品の展示、鹿児島の地層、鹿児島城下町巡り、あと、ビデオライブラリーや屋外体験ゾーンなどなど、一日じゃとても見切らない。まあ、どれだけの市民がこんなのに興味があるのかともふと疑問に思ったりするが、そんなこと気にするより楽しむことである。私たちが行った日は他に2グループ居ただけで、空調の効いた中、設備使い放題で心地よいひとときを過ごせたのであった。ここは、いい。景色も施設も。とても贅沢な気分になれた日でありました。
「鹿児島維新ふるさと館」加治屋町、甲突き川沿いにある。場所が便利なせいか結構来館客は多い。最近リニューアルして、武家屋敷みたいなの増設したりしたため余計多いのかもしれない(駐車場小さくていつも満員)。
名前は上記ふるさと考古館と似ているが、維新がつくので解るように、幕末の鹿児島、維新の英傑の紹介であります。

私が面白かったのは、西郷さんを身近に知っている、義妹の女性がかなり老齢になったとき当時の市長?が西郷さんの人となりを聞いている記録である。二人とも(とくにおばあちゃんは)すんごい鹿児島弁で、昔、小さいころに聞いたもう亡くなった人々の口調を思い出したりして懐かしかった。西郷さんの人となりも興味深かったが。
あと定番の西郷大久保の服を着てみるコーナー、郷中教育や維新体感ホール(って意味解らないでしょうが行ってみて下さい)などなど。建設費30億円らしいが、こんな安い入場料(大人300円)で入れて頂いて有り難い話である。
「鹿児島県上野原縄文の森展示館」言わずと知れた霧島市「上野原遺跡」である。コンセプトは「よみがえる縄文文化」。そのままであるが。
ただここの施設、上記のふるさと考古館と重なっているのがいくつかある。「もしあなたが縄文人だったらこんな顔」機とか、脱力系の、縄文人の服を着て記念写真、とか。ま、似たような趣旨の施設だからね。じゃあどちらかひとつで好さそうだが、ここは遺跡があるから仕方がない。もしかしたらふるさと考古館を作ったあとこの遺跡が発見されたのかな?知らないけど。
施設の展示は縄文シアター(テーマパークみたいな凝ったアニメやってる)、発掘品の展示、ジオラマ(ちょっと小振り)、などである。鹿児島市内から遠くてロケーションがあまり好くないからそう来館客は多くはないが、結構観光客が来ている(ときもある)。また背後のだだっ広い敷地(遺跡)に古代集落が復元され点在して、全部歩くとかなりの運動になる。私たちが行ったのは夏の昼下がりで、遠くに蝉の声が聞こえる中、やや歩き疲れて見上げた巨大な雲の隙間から縄文と同じ太陽の陽射しが、我々を確かに射すくめたのでありました。
いいな、人生のこんな瞬間。








